飲酒にまつわる法律―夏に向けて注意したい2つのこと

こんにちは。久しぶりになってしまいました。スペクト&プライヤー事務所のスタッフです。

ここバンクーバーも晴れの日が続き、すっかり夏一色となりました。これからの季節、バーベキューやピクニック、花火大会などで外に出かける機会も多くなるのではないのでしょうか。

そこで皆様に今一度確認してほしいのが、飲酒にまつわる法律です。皆さんも生活の中で気づきましたでしょうか、カナダでは日本よりかなり厳しく法に反する飲酒を取り締まっています。


①公共の場での飲酒について
飲酒に関する法を定めた、Liquor Control and Licencing Act の第40項にはこのように記載されています。


1) Except for liquor purchased and consumed in accordance with a licence that permits consumption in a public place, a person must not, in a public place, consume liquor or possess liquor in an open container.

「特別に許可をおりている場所を除き、公共の場での飲酒及び中の見える容器で所持することを禁ず」

もし公共の場での飲酒が警察官に見つかると、アルコール飲料の没収に加え、多くの場合は罰金として$230が科せられます。


②未成年者の飲酒について
Liquor Control and Licencing Actでは19歳未満の飲酒を固く禁じています。リカーストアやパブでは必ずIDをチェックされ、19歳以上であることが確認できなければ入店・アルコール飲料の購入は出来ません。
もし未成年者が飲酒またはアルコール飲料の所持、偽造IDを使っての入店・購入をした場合には$230の罰金が科せられます。

19歳以上の人が未成年者へのアルコールの販売・譲渡を行った場合も罰則が科せられます。その罰金は最低で$500と定められています。



「少しくらいいいだろう」という気持ちが多額の罰金・トラブルへと繋がることがあります。夏に向けて以上の2つのポイントを確認しましょう。

それでは皆さん、お酒はルールを守って、楽しく飲みましょう!!


参照リンク:
Liquor Control and Licencing Branch http://www.pssg.gov.bc.ca/lclb/LLinBC/basics.htm
Liquor Control and Licencing Act http://www.bclaws.ca/EPLibraries/bclaws_new/document/ID/freeside/00_96267_01#section33


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